ARブロックの学習目標と学習の流れ
ARブロックでは、下記の学習目標を達成するために学習を進めてもらいます。
- ARの特性や実践事例の概要を説明することができ、必要に応じて資料を見ながら具体的な説明をすることができる。
- ARの特性を踏まえて、現状の中でARによってよくなるものを分析・提案することができる。
- ARの特性を踏まえて、ARコンテンツの開発プロセスを適切に説明することができる。
上記の学習目標を達成するために、下記の流れで学習を進めます。
第1回:ARを利用した教育事例
- 第1回では、ARを利用した教育事例について学習し、ARとはどのようなものなのか理解してもらいます。
- タスクAR1-aとして実際にARの一種であるWebARのサンプルプログラムを動かして、WebARの構成を理解してもらいます。
- タスクAR1-bとして自身の分野で役立つと考えられるAR利用イメージを提案してもらいます。
第2回:ARの主要技術(ビジョンベース型とロケーションベース型)
- 第2回では、ARコンテンツを表示するための技術について学習します。
- タスクAR1-aとして作成したWebARのサンプルプログラ厶のマーカーを変えてみます。
- タスクAR1-bとして自身の分野で役立つと考えられるAR利用イメージについて、ビジョンベース型やロケーションベース型のどちらを利用するのかを踏まえてアップデートする。
- 第1回では、ARではコンテンツとしてどのようなものを表示できるのか、そして、どのような開発環境が準備されているのかについて学習します。
- タスクAR2-aでアップデートしたサンプルプログラムで新しく追加したマーカーを読み込むとテキスト、画像、動画のいずれかが表示されるようにします。
- どのようなARコンテンツを表示するのかに焦点をあてて、タスクAR2-bでアップデートした自身の分野で役立つと考えられるAR利用イメージをさらにアップデートしてもらいます。
第4回:ARグラス、人工知能、LAの発展をふまえたARの可能性
- 第4回では、最新テクノロジーをふまえたARの教育利用について学習します。
- 第1回から第3回でアップデートした利用イメージが最新テクノロジーをふまえてどのように変化するのか、その点をふまえた利用イメージを課題として提出してもらいます。
Last modified: Thursday, 30 May 2019, 3:41 PM