アクセシビリティブロック
アクセシビリティブロックでは、ユーザが自分のアクセシビリティ要件を満たすようにMoodleページをカスタマイズすることができます。
設定
Moodle 2以降、ブロックはユーザごとのスタイル変更を有効にするために追加の設定を必要としません。 2.0以降、このブロックにはATbarが含まれています。これは音声合成機能(TTS)を提供します。 TTSを動作させるためには、これらの指示に従う必要があります(現在はLinuxサーバでのみサポートされています)。
- 通常どおりAccessibilityブロックをインストールする
- サーバーにFestival-to-Speechエンジンをインストールします。これはtext2waveを/ usr / binにインストールするはずです。そうでない場合は、シンボリックリンクする必要があります。
- サーバーにLAME、MP3ユーティリティをインストールします。
- Moodleのルートディレクトリに移動します(コマンドラインまたはファイルマネージャで)
- ここから、ブロック/ accessibility / toolbar / server / TTS / SB_generateAudio.shを見つけて実行可能にします。端末からこれを行うには、次のコマンドを実行します。
chmod + xブロック/アクセシビリティ/ツールバー/サーバー/ TTS / SB_generateAudio.sh
- SB_generateAudio.shを編集して一番上のtmpdir変数を適切な一時ディレクトリに設定し、あなたのMoodle config.phpで$ CFG-> dirrootの値にdirrootします。
- ブロック/ユーザー補助機能/ツールバー/サーバー/ TTS /キャッシュの所有権を変更して、Webサーバーが実行されているユーザーが書き込み可能にする。 Ubuntuでこれを行うには、次のコマンドを実行します。
chown -R user:wwwデータブロック/アクセシビリティ/ツールバー/サーバー/ TTS /キャッシュ
chmod -R 775ブロック/アクセシビリティ/ツールバー/サーバー/ TTS /キャッシュ
- ブロックを含むMoodleページをロードして、[ATbarを起動]をクリックし、テキストを選択して、[読み上げ]ボタン(スピーカーアイコン)をクリックします。
使用法
ブロックの機能は、ネイティブ関数とATbarによって提供される関数の2つの領域に分けられます。
ネイティブ関数
ブロック自体に8つのボタンがあります。一番上の行の3つのボタンにAコントロールのテキストサイズが表示されます。
一番上の行の最後のボタンは、ブロックによって変更されたスタイルを保存します。文字サイズや配色を変更すると、青い矢印で示すようにボタンがアクティブになります。アクティブになったら、クリックします設定を保存します。一度保存すると、ログアウトしてもページ間で保持されます。
一番下の行には4つのボタンがあり、それぞれ異なる配色が表示されています。これらのボタンをクリックするその配色をページに適用します。一番左のボタンをクリックすると、スキームがデフォルトにリセットされ、保存されているカラー設定がクリアされます。
ATbar
ブロックの下部に、[ ATbarの起動 ]というラベルの付いたボタンと(常に?)というラベルの付いたチェックボックスが表示されます。
ボタンをクリックするとATbarが起動し、ネイティブコントロールを非表示にします。 ATbarには、テキスト読み上げや辞書検索など、ページスタイルを変更する機能に加えて、いくつかの高度なユーザー補助機能があります。 ATbarを使ってスタイルを変更した場合、それらがネイティブ関数の場合のようにページ間で保持されず 、また現在保存することもできません。チェックボックスを選択すると、ユーザー補助ブロックを含むページにアクセスするたびにATbarが自動的に読み込まれます。 ATbarの機能の詳細については、をクリックしてください。 バー自体の右側にあるアイコン。